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会員番号008
津戸 直美さん
(フラワーコーディネーター)

 きっかけは5年前、ある環境NGOにお手伝いへ行くようになったことです。環境を守らねばとか大袈裟な気持ちではなく、かさばるものじゃないし、ホント便利なのでいつも持ち歩いています。大勢で旅行に行った時のことです。野外でお昼ごはんを作って、さあ食べようと思ったら箸がない!紙皿や紙コップは用意していたのに、ここは山の中、町まで出ないと売っていません。お箸を買ってくるまでの間、木でお箸を作る人、手でつまむ人と様々でしたが、お箸を持ち歩いていた私だけ『お先に失礼』といただいてしまいました。このアクシデントがきっかっけで、みんなとマイ箸の話ができました。
 こんなこともありました。空港で立ち食いうどんを食べた時のことです。近くで食べていた若い男の子から「お箸持ってるんですか?」と 不思議そうに聞かれたのです。するともう一人の子が「お前、何も知らないんだなぁ、ちょっとした心遣いだよ」と環境のことを話し始めたのにはびっくりしました。環境に感心を持っている人は意外にいるんだとうれしく思いました。
 お店の人の反応も様々です。最近は「お箸は使いませんので」と返すと、「ありがとうございます、助かります」と言ってくれる店員さんにも結構出会うようになりました。でも「お箸を持ち歩いている人、初めて見た」と驚かれ、「割り箸の方が衛生的やん」と言われたときにはちょっとショック!
 「自分のお箸だもの、平気ですよ、それにこの方がおいしいし…」と話すと「それもそうやわ、今は何でも使い捨てだものね」と思い返されたようでした。昔は割り箸は高級品、使うのはお正月やお祝いの席くらいだったと聞きます。(もちろん今ほど外食の機会もなかったわけですが・・・)“普段着を着るように、毎日のごはんは自分のお箸で食べる”のは、とてもシンプルで気軽にできることだと思います。

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